たこログ

動画に出来なかったライドのこととか

第1回 室根ヒルクライム

いつものごとくインターネットを徘徊していたらたまたま第1回大会開催の情報を得たので、富士ヒル前に行われる貴重なヒルクライベントということで迷わずエントリー。

去年の10月にパワメを導入してオフシーズンはzwiftの世界に引きこもり、FTPは193Wから237Wになったらしいけど、それが実走だとどれくらいのものなのかいまいちピンとこないのでこの機会にそこら辺の感覚を合わせていけたらなと。

今回登る室根山。頂上には天文台があります。

 

体重は前日に宿で量った数値で54kgくらい。体重計を持って行ったけど、面倒だったので当日の朝は結局量らず。前日に特に爆食いをしたりということもなくいつも通りだったので、当日もそれくらいだったはず。無駄に体重計を持ち歩いただけになった。FTPは前述の通り237W。PWRは4.4倍弱。

 

受付開始の7時10分とほぼちょうどくらいに会場に着き、のんびり準備をして近くの坂でアップ。どれくらい踏めばFTPくらい出るのかの感覚がいまいちつかめず、250Wとか300Wとかサイコンに出てる。踏み過ぎ。不安だ......

ニコ動ジャージ初陣。やっていくぞ。

 

スタート地点がちょっと登ったところに設定されているので、開会式が終わるといくつかのグループに分かれてそこまでパレードランという名の移動。なんとなく一番最初に出発するグループに加わったけど、そこの先導ライダーの方が結構いいペースで引くので普通に4倍弱とか出てる...... そんなペースなので、自分の前を走る方はスタート地点である蟻塚公園に着く手前でめちゃくちゃ息上がってて心配になった。スタート前やぞ???先導ライダー強すぎる。その先導ライダーの方もヒルクライムに参加していて、3位で入賞していた。道理で。

 

ゼッケン番号順に4列で並んで10時に一斉スタート。計測チップはなしの手動計測。若干の坂道スタートで、道も狭く割と密集していた状態でのスタートだったのでちょっと危なかった。かく言う私も、この2日前にシューズとクリートを新しくしたもので中々クリートキャッチが決まらず。申し訳の@NASA。邪魔にならないようなるべく左によけて、100mくらい進んだところでようやくクリートがハマり、正真正銘のスタート。クリートキャッチが決まらずモタモタしている間にかなりの方に先に行かれ、そのことに焦りスタート直後90秒は300W超で踏んでしまう。zwiftレースのスタートかよ。それにより心拍は一気に上がり、既に180手前。やばい!!と思ってなんとか落ち着かせようとするも踏み過ぎてしまい、L4上限からVO2maxくらいで踏んでしまう。そのおかげか順調に先行した方をパス。ただし自分が今どのくらいの番手なのかは見当がつかず。スタートから10分が過ぎた辺りで出力が落ち着くというか、タレ始める。今更ながら、レース区間は距離6.4km、標高差491m。zwiftのEpic KOMとか裏Epicがそれに近いのでそれぞれ走ってみてだいたい25分くらいで、まあ本番もこれくらいだろうと思っていたので大体半分くらい。今まで2桁だった勾配が落ち着く区間が出始め(それでも5%くらいはあるけど)、そこで息を整えようと努めなんとか耐えがたきを耐える。終盤途中で抜いた方に迫られ、ゴールが見え始めた辺りでその方がダンシングの姿勢に入ったのでこれは差されると思い、最後の力を振り絞って応戦。一応順位がつくんだし、これくらいしてもいいよね。なんとか差されずに済み、24分48秒54でゴール。ちなみに最後接戦になった方とは0.02秒差でした。

 

山頂ではバナナを頂き、下山後は焼肉弁当とスープを頂きました。快晴で山頂からの眺めは最高。気仙沼方面まで一望できました。参加賞には近くの道の駅のからあげ屋で使えるからあげの引換券が入っており、これでエントリー代は4000円。安すぎる。50人ほどの小規模な大会でしたが、富士ヒル前の貴重な大会なので今後末永く続いてくれたらなあと思います。

 

リザルト

24分48秒54

総合7位 カテゴリー別6位

平均パワー237W NP244W 平均心拍数175bpm TSS46.8

NPでFTP以上出せたし、24分でTSSが46なので、まあ悪くない走りが出来たかなと。

 

今後富士ヒルに向けて1時間レベルのヒルクラをするにあたって、今回のような走り方だと明らかに死なので、どれくらいの勾配でどれくらい踏めばどれくらいパワーが出るのか、そこら辺の感覚を養っていくことが必要だなと思った。次に出るのは栗駒ヒルクライム春ステージ。国道342号線の冬期通行止めがこの前解除されたし、もうじき鳥海ブルーラインの冬期通行止めも解除されるので、とりあえず休みはなるべくそこら辺に通って練習かな。鳥海ブルーラインは開通初日凸します。