広尾町の市街地。まあまあ栄えています。
少し走って黄金道路と呼ばれる区間にイン。
国道336号線の広尾町からえりも町までの区間は断崖絶壁が海に迫っており、そこに道を通すことは難工事を極め、黄金を敷き詰められるほど建設に莫大な費用が掛かったということで黄金道路と呼ばれるようになったのだそう。
勘弁してください。十勝南部と言っても広いし、まあ多少はね?
結局雷鳴を聞くことなくえりも町にイン。
襟裳岬とアザラシ。
えりも黄金トンネル。
全長は4941mで北海道で一番長いトンネル。
この辺りはトンネルが連続していますが、交通量はあまりないので車に追い抜かれるのが怖いなどというのは特にありませんでした。
ただ、トンネルの中は少し肌寒かったです。
旧トンネルと現トンネル。
昆布の収穫時期真っ只中だったのか至る所に昆布収穫中注意の看板があり、作業している車が多かったです。
襟裳岬に到着。
萌え~~~~~。
襟裳岬は風速10m/s以上の風が吹く日が年間260日以上もあるという自転車乗り泣かせな場所。
この日は10m/sはありませんでしたが、それでも襟裳岬が近くにつれて風が強くなったのでしんどかった。
襟裳岬の突端。
北海道の背骨とも呼ばれる日高山脈が標高を下げてここで太平洋に沈んでいきます。
この先の岩礁地帯ではしばしばアザラシが見られるそうですが、この日はそれらしきものは確認できず。
強風吹き荒れる地ということで周囲は草だらけで見てて新鮮。
ここで名古屋から来たというおっちゃんに話しかけられ、しばし談笑。
「俺もロードバイク持ってるからわかるけど、兄ちゃんはすごいことをしてるよ!」と言われて嬉しくなった。
自分は独りでいるのが好きなタイプの人間だけど、こう長いこと独りで淡々と自転車を漕いでいると、たまに誰かに話しかけられるとそれ自体がとても嬉しく感じる。
65円で460kcalはコスパ良い。
飲食物を買う際は栄養成分表示を見て、いかに安くカロリーとタンパク質を摂取できるかということを主軸に置いて選んでいます(もちろん自分が嫌いじゃないものの範囲内で)。
様似町を通り抜けて浦河町にイン。
ここら辺は競走馬の育成なんかが有名な様子。
ウマ娘のオタクとかだったら色々と楽しめたんだろうな。
2015年に高波で被災し、2021年4月1日に鵡川様似間のバス転換が行われ、日高本線の鵡川様似間は廃線に。
ここに鉄道が通っていたことが分かるようにこのまま残っていてほしい。
市街地。
意外と都会。
用水路の蓋に鮭。まさに銀鮭と言ったところか。
浦河駅。
新ひだか町に入りセコマで補給。
まだお腹が満たされず追加で菓子パン。
連日200km走ってるからか、50kmおきに1000kcalくらい摂取しないと保たなくなってきた。
こんなに食ってて体重増えてたらどうしようと不安になりますが、これも距離を走るために必要だと割り切ります。
陸上自衛隊静内対空射撃場を通過。射撃中(射撃してない)
実際に射撃してるときに通ってみたい。
市街地。マックを見ると都会だなあと思う。
この辺りから露骨に交通量が増えてビビる。
交通量増えるのは苫小牧の辺りからだと思っていました。
昆布を乗せた軽トラが長さ的に荷台に収まりきらなかった昆布を引きずりながら駆け抜けていったのは見てて面白かった。流石日高。
日が暮れてきました。
むかわ町にイン。苫小牧に近くなり道が広くなってきました。
ずんだぁ!
セコマで夕食。
ご飯食べてたらめっちゃ見られてた。
この後温泉に入った時に体重を量ったら出発前より1kgくらい体重が減っていたので、このままたくさん食べて1日の走行距離を増やす方向で行きたいと思います。
この日の走行記録↓
走行距離:192km
獲得標高:1149m
総走行距離:2056km